4/24/2020

餃子の話し。大丈夫まだやっていける。



こんにちは!イスラエルはテルアビブ在住のMITSU です。
今回のCOVID-19 コロナ感染の影響で、イスラエルは3月上旬から、通院やのっぴきならない事情、または必要最低限の買い物以外の外出は基本禁止されています。



外に出れない、という事は1週間もすれば割と慣れてしまうもので、外出してもスーパーや薬局以外は閉まっているし、正直それほど辛くないというのが私の個人的本音です。(一人暮らしで、ある程度家のサイズもあるので、恵まれているとは思います、家庭によっては大変なのは100も承知)

外食もできないし、飲みにもいけない。デリバリーサービス(日本のUberEatsに似たWoltというサービスがあります)はまだ動いているので、週7ペースでデリバリーを続けてきましたが、何しろ恋しいアジアの味、日本の味。

海外で和食が恋しくなると、いつも脳内イメージが「おしん」

普段は料理を全くしない、したとしても素麺茹でるとか、生野菜ちぎって塩つけて食べるとか、味噌汁程度しかできない独身中年。それでも食べたくなるのが和食、三つ子の魂百までとはよく言ったものですね。インスタやら、FBやらで「海外在住日本人」たちがこぞって和食を作る姿に、簡単にコロッと影響を受けて鼓舞激励、意気軒昂! あたしゃやるときゃやるんだょと、初日は芋を茹でコロッケを作りました。暇か。翌日は茶碗蒸し。暇か!



意外にも概ね成功したもので、調子に乗って今度は餃子作りにチャレンジする事にしました。前日から、クックパットやらYoutubeやらでレシピを勉強して、イメトレしていきます。海外で手に入るものだけで作るというミッションに加え、今回特に困ったのは「小麦粉100グラム」の軽量です。何しろ通常料理をしない我が家には軽量カップやらスケールなどは一切ありません。そこで考えました💡

💡ネスプレッソのコーヒーマシーンで抽出される量で水を測れるんじゃないか。その水との比率で100gの小麦粉が測れるんじゃないか?

早速ググります、"小麦粉100g 秤なし" すごいキーワードですね。でもどこにでも同じような事を考える方々がいらっしゃる!すぐに小麦粉100gは軽量カップで170ccぐらいだと分かりました。→Yahoo知恵袋  「小麦粉は何ccで100gになりますか」

さて、次に170ccを計らなければいけません、私の場合は秤だけではなく軽量カップもありません、が!優しい大家さんが気を利かせてプレゼントしてくれたNespressoのコーヒーマシンがあります。

↑ほぼこれと同型 (アフィリエイトタグ入ってます)

ボタンは、エスプレッソ40ccルンゴ110ccの2種類です。この組み合わせで170ccを作り出します。コーヒーカプセルを入れずにお水だけをマシーンに入れ、エスプレッソ量の40ccを作り、これをキッチリ2つに分けます。これで20ccが出来ました。別のグラスにエスプレッソ40ccを入れて、最初の20ccと合わせてると60ccが出来ました。最後にルンゴで110ccを入れて、合わせて170ccができました。グラスにテープをはり、新しいグラスの同じ位置にテープをはり、小麦粉を入れれば100gの小麦粉が出来た事になります。




私は一体、イスラエルでひとり何をしているんだろう。
(脳内イメージ)

小麦粉を測るのと、似たような方法で55ccのお水も測り、塩を混ぜ生地をこねていく。そう、私は餃子が食べたいんだ、どうしても食べたいんだ。こねる。食べたいんだ!こねる。ビニールに入れて2〜30分休ませる。餃子が食べたいんだ。

生地を休ませている間に、タネを作る。キャベツを千切りにして生姜と大蒜をすりおろし、豚ひき肉の代わりに牛ひき肉を使う。そうイスラエルで豚ひき肉はまず手に入らない。そこはもう妥協で構わない。牛ひき肉を使おう。


生地を伸ばす。麺棒がないのでサランラップの芯を代用して生地を伸ばす。うまくいかなくたって構わない、包んで焼いてしまえば大した問題ではないとクックパットに書いてあった。とにかく包んで焼くんだ、ごま油の香りがモチベーションを上げていく、BGMにはAviciiのトリビュートコンサート。ワケ?ワケなんてないさ。ただそこにある音楽と一緒に餃子を包んで焼くんだよ。


クックパット には「餃子を並べて蓋をする」って書いてある。でも蓋なんてない。うちに蓋なんてない、でも大丈夫アルミホイルで上から覆ってしまえばいい。だめだドキドキする、ここまで2時間かかってる。ここで失敗したら、立ち直れる自信なんてない。

(脳内イメージ)

特別なディナーにいく時、ドレスも靴も選んで、シャワーをしてお化粧もして、最後のステップ、髪を乾かす時に「あれ、なんだこのベトベトは!もしかしてコンディショナー流し忘れたか!?なんてコッターーーー」という経験はありませんか?私は人生で5回くらいあります。いましたばかりの化粧を落として、もう一度最初からやり直す勇気、あなたにありますか?

私は一体何に怯えているんだろう

そうこうしている間に、どうにか餃子は焼き上がりました。特にドジも踏まず、8割方イメトレ通りの仕上がりです。皮はパリッパリ、牛肉だっていう事を忘れるくらいに、しっかり「餃子」でした。青唐辛子を刻んでタレに入れて、白ワインを注いで頂きます。
あぁ、私、まだ大丈夫。やっていける。



終わり

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