2013年12月5日
元南アフリカ大統領、ネルソン・マンデラ氏が亡くなりました。
アパルトヘイトを終わらせる為に、獄中からも活動を続け
妥協せず、仲間を捨てず、自分の正しいと思う事を貫く人でした。
私がマディバの事を説明する事などおこがましくて出来ませんが、
(人々は愛と尊敬を持ってマンデラ氏をMADIBA マディバと呼びます)
この瞬間に南アにいて、人々の悲しみとそしてマディバへの尊敬を
体で感じる事ができて、よかったと思っています。
ジャックポットシティのサポートセンターには
現在約700人ほどが勤務しており、
白人、黒人、有色人種、そして黄色人種のアジア人も
ごっちゃまぜで働いています。
1994年にアパルトヘイトが終わらず、マディバが大統領になっていなかったら
私はここにいることもなく、皆さんともこうして接することもなかったでしょう。
そして、マディバがいなかったら生まれてこなかったかもしれない命が
私の周りにも沢山あります。
同僚の黒人の女の子は、白人の旦那さんとの間にかわいい赤ちゃんがいます。
彼女は
「マディバがいなかったら、彼と恋に落ちる事も、この子を産むこともできなかった」
といいます。
今私がこの美しい国で、素晴らしい仲間と共にいられるのもマディバがいたからなのです。
空が広く、海が優しく、黄昏はどこまでもマディバの様に強く深くどこまでも続き
様々な国の人々が、様々な肌、瞳の色の人々が集い、暮らす
まさに南アフリカはマディバの目指した「レインボーネーション」に
一歩一歩、少しずつ、そして確実に近づいているのだと信じています。
ありがとうを込めて私の好きなマディバの言葉をみなさんに。
I am the master of my fate, I am the captain of my soul.
(私が我が運命の支配者であり、私がわが魂の指揮官である)
アディオス マディバ
アリガトウ マディバ
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